コナミの最新「サイレントヒル トランスミッション」が公開され、1960年代の日本を舞台にした人気ホラーシリーズの新作『サイレントヒルf』に焦点が当てられました。
2022年に初発表された『サイレントヒルf』は「美しい、故に恐ろしい」世界観が特徴です。本作のシナリオは『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』で知られる竜騎士07が担当しています。
約3年間の待望を経て、『サイレントヒルf』の新情報がようやく明らかになりました。
『サイレントヒルf』は1960年代日本を舞台に「恐怖の中の美」を追求 因縁の選択が待ち受ける
コナミは新トレイラーで「恐怖の中に美を見出す」というゲームの核心理念を披露。プレイヤーは1960年代日本の背景で、美的感覚に訴えかける重大な決断を迫られます。
開発チームはこの決断の詳細には触れませんでしたが、興味深いストーリー情報を提供:
「清水氷歌子は普通の女子高生だったが、街が謎の霧に包まれて悪夢のような風景に変貌。彼女はこの見知らぬ環境でパズルを解き、奇怪な生物と戦いながら生存を試みつつ、最終的な苦渋の決断に備えます。これは美と恐怖が絡み合う物語です」
新規プレイヤーにも親しみやすい一方、シリーズファン向けの細かい仕掛けも用意。物語は岐阜県金山町をモデルにした架空の町「えびすが丘」で展開します。
キャラクター&クリーチャーデザイナーのKERAはゲームの恐怖ビジョンについて言及:
「長年のファンとして『サイレントヒル2』から特に影響を受けました。環境描写、サウンドトラック、モンスターデザインです。これらを日本設定に適応させるため、シリーズの本質を保ちつつ新鮮さを創造するよう注意しました」
音響体験も重要で、ベテラン作曲家の山岡晃が稲毛謙介(『真・三國無双』シリーズ)と協力。フォグワールドとアザーワールドの異なる音響世界を構築しています。
稲毛は自身のアプローチを説明:「不気味でありながら優雅な世界を反映した楽曲を作曲しました。神社のイメージを取り入れ、日本の伝統的な雅楽とアンビエントテクスチャーを融合。主人公の心理的混乱にプレイヤーを没入させることが目標です」
具体的な発売日は未発表ですが、PS5、Xbox Series X/S、PC向けにリリースが確定しています。