メタルギアとデス・ストランディングのビジョナリー、小島秀夫がPlayStation独占のスパイプロジェクトフィジントを積極的に開発中であることを確認しました。
詳細は未だ明らかではありませんが、小島はIndiewireに対して、このプロジェクトが現在「コンセプト段階」にあることを明かしました。現在の作業負荷について問われると、小島は次のように説明しています:
「現在[デス・ストランディング2]のグローバルプレイヤーデータを分析中です。武器の嗜好性、ナビゲーションルート、ゲームプレイパターンをレビューしています。またマイナーなバグを特定し、必要な修正を検討しています」
マルチプロジェクトワークフロー
「並行して、新規プロジェクトであるODの制作作業をチームと開始しました。一方でこのコンセプト段階では、フィジントの開発は単独で進めています。日々のインタビューやプロモーションフォト撮影、その他の業務の中では、デス・ストランディング2の開発サイクルが完全に終わったとは感じていません」
「コンセプト段階」という表現から、フィジントは開発初期段階にあることが示唆されており、MicrosoftのODプロジェクトの方が先に具体化する可能性が高いでしょう。
OD開発の確認
最近のXboxプロジェクト中止報道を受けたODの状況について、BloombergのJason SchreierはMicrosoft関係者を通じてプロジェクトが継続中であることを確認しました。この確認は、Avalanche Studiosが長年開発を続けてきたContrabandの開発がXboxによって中止されたという報道に続いて行われました。
小島のストーリーテリングアプローチ
小島はまた、プレイヤーがナラティブコンテンツにどう関わるかについての洞察を共有しました。デス・ストランディングの評価を振り返り、彼は次のように述べています:「カットシーンは根本的にゲーム体験に貢献するものです」。この哲学により、続編ではプレイヤーの関与を維持するためにより短いシーケンスが採用されました。
最後に、小島は象徴的なメタルギアシリーズを生み出したにもかかわらず、今月下旬に発売予定のMGS3リメイクメタルギアソリッドΔ: スネークイーターをプレイしないことを明言しました。